麦の会作業所は、病院の脳卒中患者会会員の『働く場がほしい』という声をもとに設立されました。現在、通所者は脳血管障害のみならず、難病、交通事故など様々です。

一家の大黒柱。あるいは主婦として家庭を支え、社会に貢献してきた人たちが今までとは違った第二の人生を歩むことになりました。

そんな方たちが、『もっと働きたい、語り合う仲間が欲しい、生まれ育った地域で暮らしたい。』

障害を持っても生きがいを持ち、輝ける人生がおくれるようにと、麦の会作業所は多くの方々に支えられながら活動を続けています。

年１回は日帰り旅行、３年に１回に一泊旅行へ行きます。

行きたいところをみんなにアンケートで聞き、行先を決めています。

他にも、ゲーム大会、スポーツ交流会、合同忘年会と、さまざまな行事を年間で行なっています。

利用者の自治会があり、月に一回代表が会議を行ない、麦の会作業所を、より良い作業所にして行くための活動をしています。

毎年11月3日に麦の会共同作業所にて地域バザーを開催しています。地域の方々へ日頃の感謝の気持ちをと、交流の場にするためにバザーを開催し、もうすぐ30年になります。

他にも神石市之町のだんじりにも毎年参加させて頂き、皆も曳（ひ）くのを楽しみにしています。

大阪府、堺市との要求懇談会などにも積極的に参加します。